「不良少年のうた」 THE BLANKEY JET CITY - My Favorite Music #1
今回から、私が好きな曲、思い入れのある曲を勝手に書いていきます。
記念すべき? 1回目は、
「不良少年のうた」 THE BLANKEY JET CITY
まずは、聴いてみてほしいです。
不良少年のうた / THE BLANKEY JET CITY
この曲との出会いについて書きたいと思います。
いつ発表された曲なのか改めて調べてみると1991年なので、私が21歳の時の曲です。
Blankey Jet Cityは、イカすバンド天国、いわゆるイカ天から出てきたのですが、
当時は、全然そんなこと知りませんでした。
(ちなみに最初は、The が付いてましたが途中から無くなります)
フリーターと呼ばれる若者の働き方がもてはやされた?時代で、
私もバイトを3つほど掛け持ちしてバンドを趣味で仲間とやってましたので、
あまり見る時間もなかったのですが、キワモノバンドばっかりだなという印象でほとんどリアルタイムで見た記憶がありません。
いろいろやったバイトですが、初めて聴いたときは、深夜のトラックの配送のアルバイトをしていました。
名古屋に住んでいて、東海ラジオのSFロックステーションという番組をいつも聞いていたのですが、最初は、The Privates (ザ・プライベーツ)というバンドが担当していて、「Get Freedom」 という曲が大好きでした。
今聞いてもノリノリ!になれる曲です (^^)
毎週楽しくラジオを聞いていたのですが、ある日パーソナリティが交代ということで
えーーーー!
となり、翌週からは、ブランキー・ジェット・シティが担当するということで、
何だ?その聞いたことないバンド?と思ってました。
プライベーツが超お気に入りだったので、全然期待せずに翌週となり、
トラックの運転中にブランキー・ジェット・シティがパーソナリティのSFロックステーションが始まりました。
興味もなくトークを聞いていたのですが、最初に流れてきた、「不良少年のうた」の衝撃は今でも忘れられません。
なんと表現していいのか分かりませんが、いわゆるジャカジャカなるロックみたいな曲ではありませんし、暗い感じの始まりなのですが、若い頃の鬱憤したようなどこかやりきれない、悪い感じ、そうなりたいような気もするけど社会から外れられないまま生きていくのかみたいなことを思ってたときに聴いた曲です。
「悲しくて美しい灰色の世界♪」
なんてインパクトのある歌詞なのかと思いました。
私は、音楽を聞く場合、歌詞にあまり興味は無くて、曲が気に入れば好きになるのですが、Blankey Jet Cityは違いました。
音楽もかっこいい上に歌詞もかっこいい!
(というか意味不明? いやそれがかっこいいと思いました)
その次に流れてきたのは、「公園」だったと思いますが、この曲もインパクトがありました。
残念ながらYouTubeではコピーバンドの演奏しか見つからなかったので貼れませんが、
以下で試聴できるようです。
とにかく、新しく曲を聴くたびになぜか、気持ちにガーンと入ってくるインパクトがありました。
そして、毎週SFロックステーションが楽しみになったのですが、ベンジー (浅井健一さんのあだ名です) の喋りが朴訥としていて、これもまたかっこいい!
そして同じ名古屋の出身ということも嬉しかったです。
浅井さんがなぜベンジーなのかということについては、以下に書いてありました。
ベンジーという言葉、なんとなく聞いたことあるなと思う人もいるかも知れませんが、椎名林檎の丸の内サディスティックに出てくる
「ベンジー、あたしをグレッチで殴って」
のベンジーですw
二人はラジオで対談したことがあるようで、少女のようになってます。
【椎名林檎×ベンジー】元ブランキーの浅井健一が自分が歌詞を作る時についてトーク
他にも椎名林檎の単独インタビューで、浅井健一の詩がいかに素晴らしいか語っている動画があったのですが、見つかりませんでした。
ちょっと話がずれましたが、ブランキーが、イカ天出身だと知ったのは随分あとになってからです。
今のようにYouTubeも無いのでCDだけ聴いてて、実際の姿を見たのもかなりたってからでした。 最初は勝手に面長な顔だと思いこんでたので、全然違っててびっくりしました。
そして、その後、私の20代は、ほぼブランキーばかり聴いてました。
いろいろと好きな曲がたくさんありますが、また別の機会に書くとして、
改めてSFロックステーションについて調べてみると
初代DJには氷室京介(BOØWY)や小室哲哉(のちに木根尚登、TM NETWORK名義に)、、、
って何!〜〜〜 実はめちゃすごい番組だったのでは?と思います。
もうこんなバンド出てこないのかなぁ、いや出てきてもきっとコレジャナイ感しか
感じないような気がします。
最後に、もう1曲、ファーストアルバムの Red Guitar And The Truthから
青春時代(死語?)に演歌が流行って無くてよかったと思いました。
こんなかっこいいバンドが20代に活躍してくれたなんてと
特に落ちはないけど、興味持ったら聴いてみてくださいね。